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墨染寺blog~ぴぐ坊のつれづれ日記~

ぴぐ坊こと当山副住職が仏教のことを中心に、日々のよしなし事を綴ります♪

丸2年!

6月に入りました!

季節外れの連日の猛暑、大変身体に堪えますね…
うだるような暑さで、いつも涼しい本堂も、ぐんぐん気温が上昇、先日の法事の際でも、参拝の方も私たちも汗だく…
急な気候の変化で体調を崩される方が多くなっていると聞きます。
呉々も、熱中症などにお気を付け頂きたいと思います。

さて、昨日6月1日、私ぴぐ坊、34歳の誕生日を迎えさせて頂きました。
フェイスブックなどでは、たくさんの方々から心温まるお祝いのメッセージを頂戴しまして、誠にありがとうございました!

34歳…
来年になると、四捨五入して40歳…
なかなか自分の年齢に驚いてしまいます。
来年には35歳、所属する青年会の卒会の年齢となります。
やり残したことがないように、精進して参りたいと思います。
大聖人を比較の対象にするのは、大変おこがましいことですが、32歳で立教開宗された日蓮聖人に比べてみて、絶望的なほど何の力もない自分を恥じるばかりでございます。
恥じていてばかりでは話になりませんので、少しでも、教学研鑽に励み、布教の礎を築き、実際の行動に移すべく、様々な活動を行っていきたいと思います!

089 蓮華 その18

また、当ブログも始めてから丸2年となりました。
最近は、報告記事ばかりで、なかなか思うような更新ができておりませんが、仏教的なことを発信できるメディアとしての強みを活かして、今後も自分なりのペースで更新していけたらと思いますので、コチラの方も、宜しくお願いいたします!

ぴぐ坊 拝
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  1. 2014/06/02(月) 11:26:06|
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全国日蓮宗青年僧 岐阜結集!

先日5月15日から16日にかけて、
全国日蓮宗青年僧 岐阜結集
に参加してきました!

この「全国日蓮宗~」は、年に1回、全国より日蓮宗の青年僧侶が一同に会し、行脚などの布教活動や行学道場などの研鑽を行ったり、会議を行ったりする大会です。
今年は、斎藤道三織田信長ゆかりの地・岐阜での開催となりました!
今回、岐阜県に初めて行ったのですが、車で約2時間強、ということで、意外と近いな~と感じました(^^)/

結集初日は、開会式を経て、岐阜市内にて唱題行脚を行いました!
小雨が降りしきる中、約2時間半、12キロの行程を、団扇太鼓を叩き、お題目をお唱えしながら行脚させて頂きました!
青年僧の総数、なんと約250名
警察官の方々に先導していただきながら、250名の唱題の声が岐阜市内に響き亘りました!

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岐阜市内にある金華山の山頂には、岐阜城(かつての稲葉山城)が建っており、戦国時代には、この岐阜城を巡って戦乱の嵐が吹き荒れました。
その戦乱の中、命を落としたたくさんの霊が、岐阜の街に眠っていらっしゃる、と結集実行委員長が語られたのが印象的でした。
また、岐阜県は日蓮宗寺院がそんなに多くなく、これだけの青年僧が集い唱題行脚をする機会も滅多にないので、本当に嬉しいと、涙ながらに語られていらっしゃいました。
そういった岐阜の地で唱題行脚をさせて頂いて、感慨深いものがありました。

結集2日目は、全国日蓮宗青年会の総会が行われました!

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今回は、役員改選があり、全国日蓮宗青年会の第31代会長ならびに執行部が承認されました。
全国各地にある青年会組織の中心にある全日青の執行部は、大変な重責だと思います。
京都の青年会としても、協力できる部分は協力をし、意見がある場合はきっちりと意見を言えるよう、全日青にも関心を持って活動をしていこう、と感じた一日でした。

最後に、結集の実行委員長、並びに実行委員の皆々様、本当にお疲れ様でございました!

以上、全国日蓮宗青年僧 岐阜結集の報告でした☆
  1. 2014/05/19(月) 17:34:00|
  2. 京都日蓮宗青年会
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伊豆法難のご聖日

本日5月12日は、日蓮聖人伊豆法難のご聖日でした!

日蓮聖人は、38歳の時『立正安国論』という書物を書き著されます。
この『立正安国論』という書物をお書きになられるきっかけとなったのが、当時の政治・文化の中心地であり、日蓮聖人がその布教の拠点とされた鎌倉を襲った大地震でした。
以来、飢饉・疫病・洪水などの自然災害が頻発し、大勢の人々が苦難を余儀なくされました。
この光景を目にされた日蓮聖人は、一切経(全ての仏教経典)を紐解かれ、その災害の原因を探られたのでした。
その結果、人々が『法華経』という正しい教えを信仰せずに、誤った教え(念仏)を信仰していることに原因があると結論付けられました。
このことを『立正安国論』にまとめられ、時の最高権力者である執権・北條時頼に上呈されました。
この『立正安国論』の上呈は、幕府や念仏信者などに大きな波紋を与えました。
自身の信仰を否定されたことに激怒した者たちによる、日蓮聖人への迫害が始まりました。
その年の夏には、鎌倉松葉ヶ谷に構えていた草庵を焼かれるなど、命に及ぶ法難に遭われたのでした。
何とか難を逃れた日蓮聖人でしたが、翌年5月12日、『立正安国論』が幕府批判にあたるとして、突如逮捕されてしまいます。
そして、日蓮聖人は伊豆流罪の刑に処せられたのでした。

007 日蓮聖人 伊豆法難

伊豆での流罪の生活は、1年9ヶ月にもおよびました。
その間、日蓮聖人は、船守弥三郎夫妻に助けられながら、『四恩抄』や『教機時国抄』などの書物を書き著され、法華経の行者としての自己を認識されるに至ります。

「大難四ヶ度、小難数知れず」
と言われる日蓮聖人のご生涯。
その最初の王難と言える伊豆法難のご聖日でございました。
  1. 2014/05/12(月) 22:10:34|
  2. 年中行事・ご聖日
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学びの一週間♪

新緑が目に鮮やかな今日この頃ですね♪
風薫る5月、過ごしやすい毎日が続いています。
そんな中、先週から今日に掛けて、私ぴぐ坊は勉学に勤しんでおりました!

まずは、青年会の教学勉強会
この勉強会では、田中智学居士著『日蓮聖人の教義』という本をテキストに、日蓮聖人の教えについて学び合います。
このテキストを用いた勉強会も、今年で4年目を迎え、いよいよ教義の重要部分に差し掛かってきました。
今回のテーマは「本門の本尊」について。
テキストを読み進めながら、会員同士で互いの分からない部分などを議論しました。
分かった気になっていても、いざ説明するとなるとバシッと言葉として出てこないことが多く、まだまだ理解が足りないことが実感できました。
これからも、もっと教義について学んでいかなければならないと、思い知らされた一日でした。

そして昨日は、これまた青年会の会議で、「るふ」お盆号の編集会議が行われました。
この「るふ」は、青年会で年に4回発刊している季刊誌で、毎号3つの記事を会員で担当を割り振って執筆しています。
今回、私ぴぐ坊が執筆担当に当たっていたので、会議にて自分の書いた原稿を検討して頂きました。
この編集会議、なかなかしびれる現場で、文章や内容に間違いが無いか細かくチェックし、会の意見として原稿をまとめます。
ですので、中には「この原稿では内容的に間違いが多いから、書き直し!」なんていうことも、ざらにあります。
今回の原稿は、数点の加筆・訂正にとどまり、大筋ではオッケーを頂きました!
ホッと胸をなでおろしました(^_^;)

そしてそして、今日は「求法講院」に出席しました!
この求法講院は、大本山本圀寺さまで毎月行われている勉強会で、教義などについて、貫首さま自ら教鞭をとられ、ご講義頂きます。

写真 3  写真 2

写真 1

今日は、明日から公開される本圀寺さまの経蔵を、特別に拝観させて頂きました!
この経蔵には一切経が納められており、重要文化財にも指定されています。
なかなかお堂に入らせて頂くこともありませんので、貴重な機会に感激致しました!

写真

講義の方はといいますと、日蓮聖人が書かれた『一代五字鶏図』について学びました。
難解な部分もありましたが、大変勉強になる一日でした!
また来月も寄せて頂きたいと思います☆

以上、学びの報告でした!
  1. 2014/05/11(日) 23:14:03|
  2. その他
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京都日青 総会!

5月に入りました!
だいぶ暖かくなってきて、気候がよい日が続きますね☆
5月は、鮮やかな新緑が目にまぶしく、清々しい気持ちになります。
しかし、早くも1年の3分の1が経ちましたね(汗)こないだ正月だと思っていたのに・・・(^^;)

さて、先月末の4月30日、所属する京都日蓮宗青年会の総会が墨染寺にて行われました。
今年1年の諸事業を決定する会議でございました。
今年度より2名の新入会員を迎え、10名での活動となります。
夏に行われる「少年少女のための修養道場」や、
青年男女を対象とした「勉強会の開催」
年間4回の「季刊誌『るふ』の発刊」
教学や布教について研鑽する「行学活動」
また、今年は檀信徒の方々や一般の方々と日蓮宗の霊跡を巡る「団体参拝の旅」
などなど、目白押しの事業を展開して参ります。
人数10名と少ないですが、その分、少数精鋭で頑張りたいと思います!

そんな青年会の会長に、今年度も引き続き及ばずながら就任させて頂くこととなりました。
会長の器でない自分が、2年も歴史ある青年会の会長を務めさせて頂くことに、大変大きなプレッシャーを感じております。
10名の会員の皆さんと共に、切磋琢磨しながら、互いに刺激し合って、諸活動に精進して参りたいと思います。
何卒、ご理解ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。

青年会の卒会は35歳
自身の卒会まであと2年
「最近の青年会は、守りに入っている」
という声も耳にします。
今しかないこの青年会活動に、悔いの残らぬよう励んで参りたいと思いますので、宜しくお願い申し上げます!

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  1. 2014/05/02(金) 15:34:10|
  2. 京都日蓮宗青年会
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