墨染寺blog~ぴぐ坊のつれづれ日記~

ぴぐ坊こと当山副住職が仏教のことを中心に、日々のよしなし事を綴ります♪

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【今日のなるほど】『反・幸福論』

梅雨ですね!
ただ、近畿地方、曇り空は多いですが、雨は少ないですね~
今日も梅雨の晴れ間で、ものすごく暑い一日となりました。
しかしこれからが梅雨本番、
ジメジメ・ムシムシ、特に京都は過ごしにくい季節が到来しますね。。。

さて【今日のなるほど】、
佐伯啓思著『反・幸福論』(新潮新書)を読みました。
京大大学院の教授でいらっしゃるそうです~

反幸福論

まだ途中までしか読んでないのですけどね。。。
本屋さんで、タイトルと帯のセンセーショナルな感じに惹かれて手に取りました。
特に帯には、

「人はみな幸せになるべき、なんて大ウソ!
稀代の思想家が「この国の偽善」を暴く。」


という過激な一文が。。。
なんか、煽っとんな。。。と思い、一度は棚に戻そうかと思いましたが、
帯の裏部分には、

「日本の伝統的精神のなかには、人の幸福などはかないものだ、という考えがありました。(中略)現世的で世俗的で利己的な幸福を捨てるところに真の幸せがある、というような思考がありました。それがすべていいとは思いませんが、かつての日本人がどうしてそのように考えたのか、そのことも思いだしてみたいのです。(「はじめに」より抜粋)」

という、まっとうなご意見があったので、購入してみました。

最近、タイトルと中身が違う新書って多いですよね~
タイトルで釣ろう、という出版社の魂胆が透けてみえる、というか。。。
この本もそういう類なのかな~、と思って読み進めていくと、
なかなかズバズバ斬り込んでいらっしゃいました。
現代の日本人・日本社会をなんとなく包んでいる「幸福感(幸福観?)」というものを様々な社会問題などの事例を通して分析され、論じていらっしゃいました。
「なるほど~」と納得できる部分と、「う~ん」と唸る部分と両方ある感じでした。

【今日のなるほど】な部分は以下に引用します。
「国防」について論じていらっしゃる章です。
いろいろデリケートな問題を孕んでいると思いますが。。。

。。。っと、いろいろと本文を引用したのですが、引用というのは、非常に難しいですね・・・
デリケートな問題だけに、途中までの引用だと論旨が誤解されてしまう恐れがあるものになってしまったので、全部消しました。
まとめると、「尖閣諸島」の問題、「日米安保体制」の問題、「平和憲法」の問題、そこからあぶり出される「戦後日本」の問題・・・
自分達の国土を、自分達の手でで守りきれないことのジレンマ・・・
「果たして戦後65年、戦争に巻き込まれなかった我々日本人は、本当に平和で幸福であったのか?」と、著者は問うていらっしゃいます。

ある若い社会学者が、
「日本は、戦争が起こった時に国のために戦う人の割合が15.1%と世界最低の国防意識を誇る。そのことを、非常に好ましいことだとさえ思っている。」
と、ある雑誌に書いていました。このことをどう受け止めるか?
ちなみに、この方は20代後半の新進気鋭といわれている社会学者の方です。

日蓮聖人門下の我々にとって、「立正安国とは?」「世界平和とは?」「浄仏国土とは?」
様々な事を考えさせられた一冊でした。
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  1. 2012/06/14(木) 23:31:12|
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