墨染寺blog~ぴぐ坊のつれづれ日記~

ぴぐ坊こと当山副住職が仏教のことを中心に、日々のよしなし事を綴ります♪

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社教会の勉強会に参加してきました☆

先日11月28日、京都一部社会教化事業協会(通称:社教会)が主催する勉強会に参加してきました。

この日の講演は、宮城県法運寺ご住職・梅森寛誠上人を講師にお迎えした
「日蓮宗徒として福島原発事故をどう受け止めるか」
というものでした。

梅森上人は、スリーマイル島の原発事故があって以来、一貫して原発の危険性を訴え続けてこられた方で、今回の福島第一原発事故に対しても、また、現在の原子力行政というものに対しても、厳しい視線を注がれ、原発廃止に向けた様々な活動を展開されています。

RIMG1887.jpg

今回のお話は、「日蓮宗徒として」、つまり、日蓮聖人の教えを受け継ぐものとして、この事故を、さらにはこれからの原子力行政というものをどのように捉えていかなければならないのか、ということについてご教授下さいました。
原発導入の歴史から、被爆の危険性、また原子力の問題点を法華経やご遺文から読み解く、といったお話をたくさんの資料からお話下さいました。

折しも現在、12月16日の総選挙に向けて、各政党が選挙活動に勤しんでいます。
原発問題が主な争点の一つとなり、雨後の竹の子の如く、新規政党が乱立する混乱状況があります。
さすがに原発推進を謳う政党はないようですが、原発即時停止・即ゼロを謳う政党もほぼ皆無。
実は私自身も、原発即ゼロというのは、現実的には考えにくいことだということはわかります。
ただ、だからといって自民党のような、「実現できる約束こそが公約だ」と居直るのもナンセンスに思えます。
「実現できるかどうか?」ということが期待される要素となってしまった現状を作りだした民主党政権というものは、それだけでも罪が深い、と私は考えます。
私たちは、かような政治上の言葉のマジックに決して惑わされず、目を見開いて今後の日本の在り方を考えていかなければならないのだと思います。
選挙まであと約2週間。
自分なりの答えを導いて総選挙に向き合いたいと思います。

最後に、梅森上人も引用されていた日蓮聖人のご遺文をご紹介したいと思います。

悪よりも善根にて多く悪道に堕すべき時刻也。悪は愚癡(ぐち)の人も悪としればしたがわぬ辺もあり。火を水を以て消すが如し。善は但、善と思うほどに、小善に付きて大悪の起こる事をしらず。
『南條兵衞七郎殿御書』


小善を求めてしまったが故に、現在進行形で国土が汚染されるという大悪が起こったことを、私たちは深く受け止めるべきなのかもしれません。
小善とは何か?大善とは何か?大悪とは何か?


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  1. 2012/11/30(金) 21:47:03|
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