墨染寺blog~ぴぐ坊のつれづれ日記~

ぴぐ坊こと当山副住職が仏教のことを中心に、日々のよしなし事を綴ります♪

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変わっていくもの、変わらずにあるもの

いよいよ今年もあと3日となりました。
慌ただしい年の瀬を迎え、大掃除など新年の準備に勤しまれていることと思います。
私も、年賀状をようやく書き終え、幣束を切ったり、年回の繰り出しをしたりと、慌ただしく過ごしております。

そんな新しい年を迎えるにあたり、欠かせないのがカレンダー
新年を迎え、真新しいカレンダーをめくるだけで、「良き年になりますように」との期待に胸が膨らむような気持ちになります☆
当山でも、あそことあそこにも要るな・・・と準備していたら、その数、なんと15冊以上(笑)
掛け替えるだけでも大変ですな(^^;)

そんなカレンダーですが、日蓮宗で作っているカレンダーももちろんあります♪
その名も「聖語カレンダー」!
月ごとに日蓮聖人の有り難いお言葉が書かれています。
一年間で12の大聖人のお言葉に出逢える、有り難いカレンダーです☆

その聖語カレンダー、今月平成24年12月の聖語はコチラでございました↓

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「昔と今はかわるとも、法華経のことわり たがうべからず」

先日16日、衆議院議員総選挙が行われ、自民党が過半数を獲得し、与党に復帰しました。「圧倒的勝利」というおまけ付きで。
そして一昨日、第二次安倍内閣が発足し、自公連立政権が再び動き出しました。
世論調査によると、安倍内閣の支持率は55%、期待する政策は「景気対策」だそうです。
そして本日、株価は今年最高値をつけたといいます。
民主党の顛末を受け、「変わっていく」ことへの期待感が、これらの数字に反映されているように感じます。

自民党から民主党へ、そしてこの度再び自民党へと与党が入れ替わりました。
そしてこの間には、東日本大震災が起こりました。
震災と津波にともなって起こった福島第一原発事故は、私たちの生活の在り方、また日本という国の在り方をも再度問われることとなったのでした。
それは「右肩上がりの成長路線の終焉」だったはずです。(少なくとも、私はそう思っています。)
景気も経済も産業も成長し続け肥大していくことは、私たちの「いのち」や「未来」に決して返すことのできない負担を背負わせることになる、このことをこそあの事故は私たちに警告したのではなかったか、そう思うのです。
新しい内閣は、自らを「危機突破内閣」と称して、景気回復・震災復興を旗印に政権運営をされるそうです。
その内容は「大きな政府」として、かつての自民党と同じように右肩上がりを目指して邁進していくように見えて仕方がありません。
原発は「ゼロ路線」は現実的ではないとして、再稼働容認・原発新設の可能性も出て来ました。核燃サイクル事業も、再び動き出そうとしています。
今回の選挙で、主権者である私たち国民が選んだのは、「経済を優先させるために、「いのち」や「未来」にリスクと負担を負わせることもいとわない」内閣だった、そう言っても過言ではないと思うのです。
私の考えは、極端でしょうか?単なる理想にすぎないでしょうか?

変わっていく世の中に、変わらずにあり続けるべきものは何なのか、これをしっかり見極めなければ、私たちの未来は悲しいものになってしまうのでは、という不安と危機感があります。
変わらずにあるもの、つまり「法華経のことわり」を私たち日蓮宗僧侶がしっかりお伝えしていかなければいけない、そう思います。
僧侶だからこそ、理想と現実の狭間に揺れながらも、なお理想を掲げる、という青臭いことだってできるはずだと信じています。
それこそが、日蓮聖人が歩まれた「不染世間法 如蓮華在水」(世間の法に染まらざること、蓮華の水に在るが如し)の生き方なのだと思います。

私の考えは、間違っているかもしれません。大きな矛盾もあると思います。そのことも考えながら、もっともっと精進を重ねて、法華経のことわりを身と口と意(こころ)に持てるようになりたいと思います。
平成24年の終わりに、そして平成25年の始まりに手を掛けている今、来年への決意の意味も含めて、この記事を更新いたします。
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  1. 2012/12/28(金) 22:38:05|
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