墨染寺blog~ぴぐ坊のつれづれ日記~

ぴぐ坊こと当山副住職が仏教のことを中心に、日々のよしなし事を綴ります♪

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涅槃会と降誕会

昨日2月15日は、お釈迦様のご命日でした。
日蓮宗にとどまらず、各宗派のご寺院で「釈尊涅槃会」が営まれたことと思います。

インドでお生まれになったお釈迦さまは、19歳の時にそれまでの王子としての生活を捨て、出家の道を歩まれます。
そして30歳の年にお悟りを開かれ、そこからご自身が悟られた内容を人びとに説いてまわる伝道の道を歩まれることになりました。
そこから42年間、お釈迦様は北インドを中心に、様々な人びとに様々な教えをお説きになられました。
その人の性格や能力に合わせて、その人にあった法を説いてまわられたのでした。
そして晩年の8年間、今まではその人に合った教えを説いていたのですが、「四十余年 未顕真実」と仰られ、今までは人の気根に合わせて説いていたが、これから説く教えは自らが悟った内容の通りそのままに説く、と仰り、霊鷲山(ラジギール)というお山で『法華経』の教えを説かれたのでした。
そして、8年間の法華経のお説法を終えられ、山をお下りになられたお釈迦様は、クシナガラの地でたくさんの弟子・たくさんの周りにいる動物たちに囲まれながら、お亡くなりになられました。
御年80歳のご生涯でした。
このお釈迦様が亡くなられたことを「涅槃」(ニルバーナ)といいます。
お釈迦様に対する御報恩謝徳の気持ちを込めて行われるのが「涅槃会」なのですね☆

027 お釈迦様 入滅

そして、お釈迦様の涅槃会の翌日である、本日2月16日は、宗祖日蓮大聖人のお誕生日です!!
日蓮宗の各ご寺院で、盛大に「宗祖降誕会」の法要が厳修されていることと思います。
京都でも、日蓮聖人門下連合会主催「宗祖降誕会」が、大本山本圀寺さまを会場に営まれました!

DSC04588.jpg

日蓮聖人は、貞応元年(1222)2月16日、現在の千葉県鴨川市である安房国小湊でお生まれになりました。
父は貫名重忠、母は梅菊と伝えられています。
偉大な方がお生まれになられる時には、様々な奇瑞が現れる、といいますが、日蓮聖人がお生まれになられる時も、海辺に季節外れの蓮華の花が咲いたり、貫名家に清水が湧き出たりと不思議な現象が起こりました。

001 日蓮聖人 誕生


日蓮聖人は、自らの出自について、

◎「日蓮は安房の国、東条の郷、片海の海人(あま)が子なり」 『本尊問答抄』
◎「今生には貧窮下賤の者と生まれ、旃陀羅(身分の低い者)が家より出たり」『佐渡御書』


などと仰られています。
これらのお言葉を拝した時、日蓮聖人は自分は「民の子」である、民衆をこそ救わなければならない、という信念を感じます。
日蓮聖人のことを「過激な宗祖」というイメージを多くの方がお持ちになるようですが、様々な宗の宗祖がいらっしゃる中、日蓮聖人ほど多くの信者さんにお手紙を書かれている宗祖はいらっしゃらないと思います。
民のため、世の中の人びとのために、忍難受苦、法華経・お題目弘通のご生涯を捧げられた日蓮聖人がお生まれになったことを慶讃するのが「宗祖降誕会」です。
私も、本日出仕させて頂いた本圀寺さまでの降誕会で、たくさんの参列者の方々と共にお題目をお唱えさせて頂きました!

DSC04587.jpg
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  1. 2013/02/16(土) 18:05:47|
  2. 年中行事・ご聖日
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