墨染寺blog~ぴぐ坊のつれづれ日記~

ぴぐ坊こと当山副住職が仏教のことを中心に、日々のよしなし事を綴ります♪

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お盆にまつわるエトセトラ② ~ご先祖様が帰ってくる!準備と心構え~

前回の記事から始まりました「お盆にまつわるエトセトラ」!
お盆について、数回のシリーズ物として掲載させて頂いております。
今回は「ご先祖様が帰ってくる!準備と心構え」と題して、実際お盆を迎えるに当たって、どのような準備をしたらいいのか、ということを中心に書きたいと思います。

まず、お盆の期間はいつからいつまでだかご存知でしょうか?
前回の記事では東京や関東地方では7月盆地方では8月盆が多い、と書きました。
具体的には、地域によって違いはありますが、7月盆も8月盆も13日から16日までがお盆の期間とされています。
13日の夕方、帰ってこられるご先祖様をお迎えし、15日か16日の夕方にお帰りになるご先祖様をお送りする、この3日間ご先祖様に対して供養の誠を捧げるのです。

ですから、帰ってこられる13日までに、その準備をしておかなければなりません。
まずは、お仏壇のお掃除。これから始めましょう!
そして「精霊棚」をしつらえます。

34 お盆の仏壇

この「精霊棚」とは、地域や風習によって違いはありますが、お仏壇の前などに棚をこしらえて、御本尊やご先祖さまのお位牌をお祀りし、お供え物などをお供えする棚のことを言います。
この精霊棚へのお供え物やお飾り物で、よく見かけるのがナスの牛、キュウリの馬などの作り物です。
これらの乗り物に乗って、少しでも楽にご先祖様に帰ってきて頂こう、という気持ちで始められたのでしょう。

aug03_a25.png

そして野菜や果物、お仏飯、お膳、たっぷりのお水をお供えします。
お線香・お灯明・供花もお忘れなく。
これらの準備を13日までに済ませておきましょう!

そして、親戚故旧が一同に集い、亡くなられたご先祖様に手を合わせます。
お坊さんがお宅に伺い、精霊棚の前でお経をあげる「棚経」を、その時に行います。
昔は、お盆の期間は流通が止まったり、仕事も休んで実家に帰ってお盆の行事に参加するという事が風物詩としてありましたが、最近では、お盆でも仕事で忙しく・・・なんていう人も増え、なんら日常と変わらない・・・という世の中の風潮を感じます。
一年に一度しかないお盆、連綿と続くご先祖様との繋がりを感じる、大変大切な機会だと思います。
日蓮聖人は『忘持経事』というお手紙の中で、

我が頭(こうべ)は父母の頭、我が足は父母の足、我が十指は父母の十指、我が口は父母の口なり


と仰っています。
私たちの体と心は、父と母、またその父と母(祖父母)、またその父と母(曾祖父母)・・・といった先祖代々から受け継がれて、今あるのだ、とお示し下さっています。
ですので、ご先祖様を偲ぶ一年に一回のお盆の期間を、是非とも大切にして頂きたいと思います。

次回は、ご先祖様がお帰りになられる際の「お見送り」にスポットを当てたいと思います☆
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  1. 2013/07/18(木) 10:31:59|
  2. 年中行事・ご聖日
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