今週は、様々な行事が目白押しでなかなかブログが更新できませんでした・・・
いつものこと、と言われそうですが。。。(^^;)ご報告が遅くなりましたが、先日
10月18日、当山墨染寺にて、
日蓮大聖人第732回遠忌報恩御会式法要を恙なく厳修致しました。
当日は、曇り空が広がる空模様で心配していましたが、何とか雨も降らず、多数のご参拝の皆様と共に、日蓮大聖人に
報恩感謝のお題目を捧げることができました。この御会式には、毎年、住職や私のつながりで、ご縁あるお上人様に来て頂き、
ご法話を賜っています。
今年は、
滋賀県堅田妙法寺の御住職・
國本智真上人に
「日蓮聖人のご生涯」を中心にご法話を賜りました。

國本上人は、日蓮聖人に対して、非常に厚い信仰をお持ちの方で、日蓮聖人が
「大難四ヶ度、小難数知れず」という程に迫害を受けながらも、法華経・お題目を不退転の決意でもってお弘めされたその
忍難慈勝のご生涯を、情熱溢れる語り口でお話し下さりました。
國本上人、お忙しい中ご法話を賜り、誠にありがとうございました!この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。
さて、当山のお祖師さまも
冬支度!ということで、
綿帽子をかけさせて頂きました。
この綿帽子は、日蓮聖人のご法難の一つ・
小松原法難に遭われた際、
眉間に受けられた傷が冬になって傷まないようにと、大体御会式から春のお彼岸くらいまでの間、日蓮聖人のお像にお掛け致します。
檀信徒の皆様も、お仏壇のお祖師様に、早速この綿帽子をお掛け頂ければと思います。
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- 2013/10/24(木) 22:49:54|
- 墨染寺
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先日の猛烈な台風26号により被災された全ての方々に、心よりお見舞い申し上げます。
特に、伊豆大島の大変な被害に、改めて自然災害の恐ろしさを痛感しております。
犠牲となられた方々のご冥福をお祈りすると共に、また未だ行方不明となられている方々の早期発見、また被災地の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。
さて先日10月15日に行われた
「京都部経会」に参加して来ました!
この
京都部経会は、今年の5月に新たに発足した、
法華経一部を読誦する会です。
昨年度まで、私が所属する
京都日蓮宗青年会でも
「部経会」を行っておりましたが、その青年会での部経会をさらに発展させる形で発足されました。
私も、せっかく青年会での部経会を3年半という長い間続けてきたものですから、ここで途切れてしまうのは勿体ない、ということで、この京都部経会にも足を運ばせて頂いております。
今月は、発足してから5回目の部経会となりまして、上京区にある
十如寺さまにて開催されました。
こちらの副住職上人は、青年会時代から大変お世話になっている先輩上人で、青年会を卒会されてからも、普段から何かとお世話になっております。
そして、この十如寺さまは、京都にお題目をお弘めになられた
日像上人御開山の由緒正しい御寺院であり、その十如寺さまの御宝前にて一部経読誦の功徳を納めさせて頂き、大変有り難い法悦を感じさせて頂きました。
さて、私たちが日々読ませて頂く
『法華経』には
「受持・読・誦・解説(げせつ)・書写」という5種類の修行
(五種法師)を修するべし、ということが説かれています。

その中の、
読(どく、お経文を見ながら読むこと)と
誦(じゅ、お経文を暗誦すること)、この2つを合わせて「読誦」といいます。
ちなみに、お経(法華経)を読むことを
「読誦行」という修行として表現されます。
お経とは、決して単なる呪文のようなものでもなければ、単なる文字の羅列ではありません。
お経とは、
お釈迦様のお説法を、お弟子様たちが漏れの無いようにまとめあげたものです。
ですので、お経を読誦する時には、
「お釈迦様のお説法を、僭越ながら代わりにさせて頂く」という気持ちでお唱えすることが大切なことではないかと思います。
そして、
自らが唱えたお経を自らも聞き、そうすることで、仏さまと一体となる、そんな境地となるのではないかと思います。
「誦経文」という文章の中に、
およそ誦経の時は、即ち座下に皆天龍八部四衆あって囲繞聴法す。乃ち、我れ能く法師となって佛の正法を伝え、四衆の為にこれを説くと観ぜよ。この功徳を以て、一切衆生、未来世に於いて共に正覚を成ぜんと願すべし
と書かれています。
これからの部経会も、このような心持ちで読誦行をさせて頂きたいと思います。
- 2013/10/18(金) 20:22:46|
- その他
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本日
10月13日は、宗祖日蓮大聖人の
732回目のご命日、
御会式のご聖日でございます。
弘安5年(1282)10月13日辰の刻(午前8時頃)、日蓮聖人は現在の東京・
池上の地で
61歳のご生涯を閉じられました。
不惜身命・死身弘法の決意でもって法華経・お題目を弘めんとされた
「法華経の行者・日蓮大聖人」に対して報恩の誠を捧げる法要が、各地で営まれています。
総本山の身延山や、大本山池上本門寺などでは、昨晩から
万灯や纏の行列が練り歩き、盛大に御会式法要が執り行われています。


日蓮聖人が亡くなられた10月13日、
季節外れの桜の花が咲き、日蓮聖人の御遷化を見送ったという言い伝えがあります。
この故事に因んで、御会式法要の際、
「御会式桜」といって桜の花をお供えする御寺院もあります。
また、池上や身延で行われる万灯行列の「万灯」には桜の造花をしつらえて飾ります。

日蓮聖人は、様々な御遺文の中で
「知恩報恩」ということを仰っています。
『開目抄』には、
仏法を学せん人、知恩報恩なかるべしや。仏弟子は必四恩をしつて知恩報恩ほうずべし
とあります。「仏法を学せん」とする私たちは、「恩を知って、恩に報いる」ということを常に念頭に置いて生活していかなければなりません。
父母・先祖さまへの恩、仏法僧の三宝に対する恩、国に対する恩、そして全ての人々に対する恩を知り、その恩に報い、さらに、この平成の世にお題目をお唱えすることができることに感謝をし、
日蓮聖人に対する報恩の誠を捧げるのが、この御会式法要なのです。
当山墨染寺でも、今週、宗祖御報恩・御会式法要を賑々しく厳修したいと思います。
10月18日(金)14時~本堂にて営みます。
一人でも多くの皆様のご参拝を、心よりお待ち申し上げます。
- 2013/10/13(日) 10:13:30|
- 年中行事・ご聖日
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10月も半ばになろうとしておりますが、まだまだ暑いですね(汗)
連日の30度を超える真夏日で、体力を消耗されている方も多いのではないかと思います。
一度涼しくなったので、余計に堪える感じが致します。
ご体調には、呉々も気を付けて頂きたいと思います。
さて、少し前の話になりますが、先日
10月6日~7日の日程で行われた
近畿教区檀信徒研修道場に、常任講師として参加させて頂きました。
この
檀信徒研修道場(略して
檀研道)は、近畿にある日蓮宗の各寺院の檀信徒さまの中から志された方々が参加される道場で、今年で
30回を迎えます。
私ぴぐ坊も、数年前から
常任講師として関わらせて頂いてまして、篤信な檀信徒の皆様と一緒に修行させて頂いております。
この檀研道、2日間に
講義が6つ、仏前作法、お経練習、唱題行・・・となかなか充実した内容で、道場生の方々もお疲れにならないか心配しておりましたが、皆様、熱心に講義を聴聞されていて、頭が下がる思いを致しました。
※お経練習の風景特に、今年はサブテーマを
「人はお題目で救われるのか?」と掲げて開催させて頂きました。
私たちが信仰し、日々お唱えしている
「お題目」について、今一度考えてみよう、ということで、5名の常任講師の講義&法話、また特別講師、副主任先生、主任先生の講義もこのサブテーマに則って行いました。
内容的に難しいのでは、と心配する向きもありましたが、道場生の皆様も満足して頂いたようで、さらに自分自身の勉強にもなり、充実の2日間となりました。
※主任先生のご講義個人的に非常に有意義な時間となったのが、1日目の夜に行われた
「法座の時間」!講師陣と道場生が車座になって、それぞれのお題目観について語り合う時間となりました。
参加者の皆様それぞれの秘めた想いをお話し下さり、非常に勉強になりました。
※法座の風景また来年もこの檀研道、開催されますので、当山の檀信徒の皆様も、ご縁があれば、是非ご参加下さい!
- 2013/10/11(金) 13:40:49|
- 宗門関係
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10月に入りました!
日中は、まだまだ暑い日が続いておりますが、朝晩がだいぶ涼しくなり、季節の巡りを感じます。
それと共に、今年もあと3ヶ月か・・・と時の流れの早さを痛感しております。
季節の変わり目、体調には呉々もお気を付け頂ければと思います。
さて、少しずつ秋の気配を感じる今日この頃、様々な食べ物の
収穫の便りが届くようになってきました。
そんな中、私が所属する
京都日蓮宗青年会では、一つのイベントを企画しております☆
題して・・・
「秋のハイキング!!」~土と触れあい、収穫のよろこびを~ということで、長岡京にある農園にて
芋掘りをいたします!
実はこの企画、昨年の同じ時期、開催に向けて企画をしていたのですが、
当日の大雨で中止(>_<)今年は、その
リベンジ企画として行います!
大人からお子さままで、どなたでも参加して頂けます。ご参加ご希望の方は、私ぴぐ坊、もしくは京都日青のメールアドレス・連絡先までご連絡頂ければ、申し込み受付させて頂きます。
詳しくは、
京都日青のブログをご参照下さい☆
以下に、要項を記載しておきます♪
☆★☆★京都日青主催 秋のハイキング!!☆★☆★◆日 時 平成25年10月20日(日)
◆集合時間 午前9時30分(午後4時30分頃解散予定)
◆集合場所 阪急大宮駅(北東角ブックファースト前)
◆行き先 岡本農園 (長岡京井ノ内南内畑67)
◆持ち物 タオル 着替え上下 雨具 水筒 軍手
◆参加費 一人500円
※雨天の場合は別プログラムを行います。皆様のご参加を、お待ち申し上げます!
- 2013/10/02(水) 20:20:52|
- 京都日蓮宗青年会
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