墨染寺blog~ぴぐ坊のつれづれ日記~

ぴぐ坊こと当山副住職が仏教のことを中心に、日々のよしなし事を綴ります♪

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節分を迎えて~節分にまつわるエトセトラ~

先日2月3日節分でしたね!!
皆様、豆撒きはされましたでしょうか??
恵方巻は食べましたか??
一昔前までは、恵方巻という習慣はあまり全国的ではなかったような気がしますが。。。
メディアの宣伝力の凄さと怖さを感じてしまいます。。。

さて、その節分の日に島根県に行ってきました!!
島根は出雲のお寺・大慶寺さまで行われる「節分星祭り祈祷会」に出仕させて頂きました☆
こちらの御住職が私が初めての荒行堂での修行で一緒だった仲間で、成満した翌年の節分から呼んで下さるようになりました。

島根県は山陰地方にありますので、毎年寄せて頂くのに雪の心配をしなければならないのですが、今年はまるで春のような暖かさでした!
星祭りの前に水行を行うのですが、天気もよく暖かかったので、少し拍子抜けしてしまいましたが、ありがたい法水を頂戴することができました。

DSC04380.jpg

この大慶寺さまの星祭りは、非常に賑やかな星祭りで、この日も日曜日だったこともあってか、たくさんの檀信徒の方々が参列・唱題の中、執り行われました。
星祭り祈祷のあとには、参列者の方々に、豆撒き+福のお裾分けということでお菓子や日用品を撒きます。
段ボール10箱分くらいの量があり、それを出仕の僧侶と年男・年女の檀信徒さんが参列者の方々に撒きます。
「こっちにもちょうだ~~い!!」
「こっちにも撒いて~~!!」
と、皆の熱気に圧倒されながら(笑)撒かせて頂きました☆

さて、この節分とは各季節の始まり(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことを言います。
ですので、特に2月3日だけを節分というのではないのですが、2月3日は旧暦で一年の終わりの大晦日で、2月4日の立春が新年の始まりとされていましたので、特にこの立春の前日を指して「節分」と言われるようになりました。
その大晦日に一年の厄や邪気を払い福がやってくるように、ということで節分の行事として豆を撒くという習慣となったのでした。
なぜ豆なのかというと、「マメ=魔滅」ということで、古来より豆には「魔を滅する」力があるとされ、豆を撒けば邪鬼を払うことができるということが現代まで伝えられてきたのです。

27 節分追儺式

ただし、私たち法華経の信仰をしている者は、この節分の時に「鬼は外~~」とは決して言いません。
日蓮宗のご寺院や仏壇などに必ずと言っていいほどお祀りされている「鬼子母神さま」。
この鬼子母神さまは、法華経の行者を守護して下さる善神です。
しかしこの鬼子母神様、かつては「鬼」でありました。
ですので、「鬼は外~」と言って払ってしまうと、この法華経行者守護の鬼子母神さままでいなくなってしまう、ということになりますので「福は内~~」とだけ言って豆を撒きます。
029 鬼形鬼子母神 その2
■鬼子母神様

また、昔は新年を迎えると一つ年をとる、いわゆる数え年で年齢を数えていました。
先ほども書きましたが、昔はこの旧暦・立春の日が新しい一年の始まりでした。
新年を迎え一つ年を取るということは、星回りが変わってきます。
いい星回りを迎える方もあれば、厄年のように悪い星回りになる方もあります。
その新しい星回りでいい一年を過ごせますように、というお祈りするために「星祭り祈祷」というのが行われるのです。

最近は恵方巻ばかりがフューチャーされ、「節分は恵方巻を食べる日」という風潮になりつつあるような気がしますが、元来の立春の意味をしっかりと心に留めて、一年の安心(あんじん)を計って頂ければ幸いです!
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  1. 2013/02/07(木) 16:53:58|
  2. 年中行事・ご聖日
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