先日3月22日~24日の日程で開催されました!!
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今回は、日々お唱えしている『法華経』の「如来寿量品第十六」の中に出てくる、
「常懐悲感 心遂醒悟」
(常に悲感を懐いて 心、遂に醒悟す)
という一節を選ばせて頂きました。
私が大切にしているお経文の中の一つです。
深く辛い悲しみの気持ちこそ、それを常に懐いていることによって、悟りの道に達する、という意味。
身を切るように辛い悲しみも、逃げずに受け止めることが大切だ、このように私は受け止めております。
多かれ少なかれ、人生の中で悲しみを経験しない人などいない。
その悲しみを、どう受け止めるのか、逃げずに受け止めることができるのか、そこに分岐点があるような気がいたします。
そして、そこに仏さまの大慈大悲のお心があるのではないかと思います。
今回この一節を書かせて頂き、技術不足は見ての通りですが、何度も何度も書き、この一節を作品として完成させることができたことを、非常に嬉しく思っています。過去の作品と比べて、感慨深いものがありました。
また、今回の書作展で、先生の作品や他の門下の方々の作品を拝見し、大変刺激を受けました。
今回は、チャレンジ精神あふれた意欲作が多く、とても勉強になりました。
もうすでに来年の作品の構想ができております☆
来年も、頑張って気持ちを込めて作品を書いていきたいと思います!


◆こちらは先生の作品。「遍」と書いてあります。「遍く(あまねく)」という意味。仏さまの教えが「遍く」広がっていく、その思いで書かれたそうです。いつか、一字を表現できたらいいな、と思いますが、一体いつになったらそんなことができるようになるやら。。。精進あるのみですね(^^;)
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