墨染寺blog~ぴぐ坊のつれづれ日記~

ぴぐ坊こと当山副住職が仏教のことを中心に、日々のよしなし事を綴ります♪

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お盆にまつわるエトセトラ① ~お盆ってなぁに?その由来~

この時期、お檀家さんのお宅に月参りに伺うと、たいてい、
「いやー、もうじきお盆やね~一年もう半分過ぎたんやな~早いもんやな~」
という話題が出ます(笑)
来月8月に迎えるお盆に備え、皆さんそろそろ準備をしなければ・・・といったところでしょうか。
私ぴぐ坊はというと、来月のお檀家さんのお宅を回る「棚経」のスケジュール立てに追われています。。。^^;

さて、お盆にはご先祖様が戻って来られるのですが「お盆にはお坊さんが来てお経をあげてくれて、お墓参りにいって、親戚や祖父母と会って・・・」というように、漠然と過ごされている方も少なくないと思いますので、これから数回に亘って「お盆にまつわるエトセトラ」と題して、お盆のことを記事にしていきたいと思います。

32 棚経


まず今回は「お盆の由来」について☆

まず、「お盆、お盆」といいますが、この「盆」というのはどこから来ているのかというと、
「盂蘭盆(うらぼん)」というサンスクリット語の音写を略して「盆」といいます。
「盂蘭盆」とは「ウランバーナ」を漢字にしたもので、「ウランバーナ」とは「倒懸(とうけん)」つまり「逆さ吊り」という意味になります。
供養を受けられず、逆さまに吊り下げられている苦しみに遭っているご先祖様の霊を救うことが、盂蘭盆の目的なのです。
そして、各お寺ではお盆の期間中に「盂蘭盆会」という法要が営まれます。
当山でも、8月18日「盂蘭盆施餓鬼会」を厳修いたします。
その盂蘭盆会の由来が『仏説盂蘭盆経』という経典に記されています。

DSC02630_20130717123232.jpg
※昨年の当山での盂蘭盆会の様子

お釈迦様の十大弟子のお一人に、神通第一・目連尊者という方がおられました。
この目連尊者は、その得意の神通力でもって、亡き母のことを眺めてみることにしました。
すると、なんということか、餓鬼世界で苦しんでいる母の姿を見つけてしまいました。
餓鬼世界とは、食べ物を食べようとしても、口に入れようとすると炎となって食べることができなかったり、何メートルとある長い箸を与えられ、決して口に運ぶことができないような、苦しみの世界です。
そんな餓鬼世界で苦しむ母を見て、目連尊者は慌ててお釈迦様に教えを乞いました。
「どうすれば、母を救うことができるのでしょう」と。
するとお釈迦様は、「目連よ、母を救うには多くの僧の力を借りなければ救うことはできません。7月15日には、雨期の修行を終えた僧たちが、この精舎に集まってきます。その僧たちに供養を施し、共に祈念すれば、母を救うことができるでしょう」と仰いました。
その教えの通りに、目連尊者が7月15日に僧たちに供養を施すと、母は餓鬼道の苦しみから逃れることができたと伝えられています。

この目連尊者の供養が、盂蘭盆の由来であり、お盆の時期の由来でもあります。
東京などの都市部では、この仏説の通り7月がお盆の時期で、地方では、月遅れのお盆ということで8月がお盆の時期になります。

次回は「お盆の準備と心構え」といったことについて記事にしたいと思います☆
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  1. 2013/07/16(火) 12:18:55|
  2. 年中行事・ご聖日
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