墨染寺blog~ぴぐ坊のつれづれ日記~

ぴぐ坊こと当山副住職が仏教のことを中心に、日々のよしなし事を綴ります♪

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

お盆にまつわるエトセトラ③ ~ご先祖様のお見送り~

お盆にまつわるエトセトラの第三弾でございます!

前回までの記事はコチラ↓
お盆にまつわるエトセトラ① ~お盆ってなぁに?その由来~
お盆にまつわるエトセトラ② ~ご先祖様が帰ってくる!準備と心構え~

前回の記事から間が空いてしまいましたが、今回は「ご先祖様のお見送り」と題して書かせて頂きたいと思います。

京都では、8月16日の晩「五山の送り火」という行事が行われます。
京都に住む方はもちろん、全国的にも観光目的でこの送り火を見に来られる方も多いのではないかと思います。
祇園祭とともに、夏の風物詩的な行事として有名ですが、その由来はお盆に関係しているのをご存知でしょうか?

520-daimonji.jpg
※夏の終わりを彩る「送り火」。写真は「大」の文字。

8月13日にお迎えしたご先祖様。16日にお帰りになられます(15日の地域もあります)。
そのお帰りになられる際に、「足元が暗くないように」と、玄関先や、近所の川のほとりで火をたいてご先祖様をお送りする風習がありました。これを「送り火」といいます。
「五山の送り火」も帰ってこられた精霊をお送りする「送り火」なのです。さらに、7月~8月にかけて各地で行われる「花火大会」も、元を辿ればこの送り火に由来しています。
現在では、玄関先で送り火を焚いてご先祖様をお送りする、という風習があまり見られなくなりましたが、「五山の送り火」や「花火」を見られる時には、この「精霊をお送りする」という本来の意義を心に留めて、手を合わせて頂きたいものです。

話変わって、お盆の事に関する質問で「精霊棚にお供えしたお供物やお飾りは、お盆が終わったらどうしたらいいのですか?」という質問をよく受けます。
昔は、お盆のお供え物を敷いていた真菰に乗せて、近くの川に流す「精霊流し」「灯籠流し」が行われていました。
近年では、環境問題などの事情で精霊流しが行われなくなったので、どうすればいいか困るという方が多いようです。
京都では、お寺を中心に、お盆のお供物やお飾りをお預かりする場所がありますので、そこに持って行けばよいでしょう。当山でも、開門の6時から夕方までの間で、お供物やお飾りをお預かり致します。その際には、お灯明・お線香をお供えし、御宝前に手を合わせられることをお忘れなく。

33 灯籠流し


また、全てのお供えを流すのではなく、食べられるものは「お下がり」として頂くということも、大切なことだと思います。
「お供え」のことを「お供養」などとも言いますが、「供に養う」と書いて「供養」
ですので、仏さま・ご先祖さまにお供えしたお供物をお下がりとして頂戴し、私たちも養わせて頂く、ということが「供養」です。
このお盆では、「供養」の気持ちを心に留めて頂き、「仏さま・ご先祖さまと共にある、つながっている」ということを、是非とも感じて頂きたいと思います。

3回続いた「お盆にまつわるエトセトラ」も今回で締めさせて頂きます。
京都では間もなくお盆を迎えます。
ご先祖様と共に過ごす大切な機会。是非とも準備万端にお迎えして頂ければと思います!
スポンサーサイト
  1. 2013/07/25(木) 17:14:19|
  2. 年中行事・ご聖日
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

<%template_post\comment>


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://bokusenzi.blog.fc2.com/tb.php/98-a8e9a02a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。