墨染寺blog~ぴぐ坊のつれづれ日記~

ぴぐ坊こと当山副住職が仏教のことを中心に、日々のよしなし事を綴ります♪

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大覚大僧正650遠忌法要に出仕させて頂きました!

お久しぶりでございます。。。
約10日ぶりの更新となってしまいました(汗)
しばらく、体調を崩しておりまして、なかなか更新することができませんでした。 (言い訳)
胃腸の調子が悪かったり、高熱が出たりと、散々な一週間を過ごしていました。
そんな体調不良から、ようやく復活!!
ということで、先週から今週にかけて様々なことがありましたが記事に出来ませんでしたので、遅ればせながらアップさせて頂きたいと思います。

4月3日、大本山妙顕寺さまにて「大覚大僧正650遠忌法要、並 本堂屋根平成大改修落慶法要」が賑々しく厳修されました!

「大覚大僧正」とは、名を「大覚妙実」といい、華洛弘通の大導師・龍華樹院日像上人の弟子にあたる方で、日像上人が御開山である「大本山妙顕寺」・「本山妙覚寺」・「本山立本寺」これらの「三具足山」の第2世にあたられる先師上人です。
もともとは他宗の僧侶として活動を行っていましたが、京都にお題目を弘めるためにやってこられた日像上人の御説法を聞いて、その教えの素晴らしさに感激し、その場で日像上人のお弟子となられたと言われています。
その後、日像上人の右腕となって法華経・お題目の広宣流布に尽力されました。
大覚妙実上人は、京都を中心に、広く中国地方まで教線を拡大し、日蓮宗の発展に大きな足跡を残されました。特に岡山県での布教活動は大きなものだったようで「備前法華」と言われるほど、岡山県での法華信仰は篤く、その礎を築かれたのでした。
そんな大覚大僧正の650遠忌ということで、歴史的な大法要が営まれました。
私も式衆として法要に出仕させて頂きました。

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ちょうど桜も満開の頃で、枝垂れ桜がキレイ☆
遠忌法要に先立って、昨年まで修理をしていた本堂の大屋根改修が無事済んだ、ということで、落慶修法が行われました。
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そして、今回の法要は珍しく「伎楽」が奉納されました!
天理大学から「伎楽隊」の方々が来られ、法要に先立ち「伎楽行列」を行い、様々なお面をつけて本堂まで行列されました。

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そして、引き続き本堂にて大法要が厳修されました。
私は、恥ずかしながら「本咒讃」の発音を任されました。。。
大勢の方々の前での発音に、緊張しっぱなしでしたが、いい経験となりました。

このような歴史的な大法要に出仕させて頂き、大変貴重な経験となりました。
大覚大僧正は、関西以西では知られていますが、関東の方などはあまりご存知ではない方が多いと聞きます。
しかし、大覚大僧正なくして、今の日蓮宗の発展を語ることができない、といった偉大な先師上人であります。
このことを後世に伝え、先師上人のご遺徳に報恩感謝の誠を捧げていくことを、改めてお誓いしなければ、と思いました。
貴重な機会を頂き、誠にありがとうございました。
  1. 2013/04/11(木) 14:34:55|
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大国祷会!!

先日2月23日立本寺さまにて行われた「大国祷会」に出仕させて頂きました。
この「大国祷会」は、京都修法師会(修法師とは、日蓮宗大荒行堂の修行を終えた僧侶のこと)が主催で行われる行事で、毎年この2月の最終土曜日に開催されます。
その年の行僧上人をお迎えし、京都の修法師総出仕で、ご参拝頂いた檀信徒の皆様と共に国家安泰・国土安穏をお祈りする行事です。

まずは、行僧上人の水行で幕が開きました♪
この日は風が冷たく、非常に寒い中での水行となりました。4名の行僧上人の皆様、本当にご苦労様でございました。。。
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そして、いよいよ本堂にて大国祷会が厳修されました。
この日は、大国祷会に併せて「東日本大震災三回忌法要」も同時に執り行われました。
大震災の犠牲者の霊位に回向の誠を捧げ、そして、被災地の一日も早い復興と安穏なる心を取り戻されんことをお祈りさせて頂きました。

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日蓮聖人は、国を憂い、民を救わんと発願され『立正安国論』という一冊の書物をしたためられました。
当時、鎌倉の町は、大地震と飢饉や疫病によって「牛馬巷に斃れ、骸骨路に充てり」という惨状でした。
この状況を自らの目で見られた日蓮聖人は、この災難の原因はどこにあるのか、なぜこんなにも民衆が苦しまなければならないのか、この疑問の答えをお釈迦様がお説きになられた一切経に求められました。
その原因は、人々が間違った信仰、つまり「謗法」によるものだ、とされたのでした。
当時、人々が信仰していた念仏信仰を非難され、法華経という正法を信仰しなければならない、と結論づけられました。
そのことが有名な一説「汝早く信仰の寸心を改めて、速やかに実乗の一善に帰せよ」に表れています。

先日、京都日蓮宗青年会で行われた「行学」の時間で、『立正安国論』全文通読させて頂きました。
普段、上記の有名な一説はよく拝読させて頂きますが、なかなか全文を一気に通読する機会が無かったので、非常に有意義な時間となりました。
その全文拝読させて頂く中で考えたことは、鎌倉時代の状況と、現代の状況、とても似ているのではないか、というものでした。
大地震や異常気象など、天変地異が頻発している現状。
尖閣・竹島をはじめ、領土問題が表面化して他国との緊張関係が続いている現状。
大聖人の『立正安国論』から考えれば、これらの原因は「謗法」にあるということになるわけですが、現代の私たちが犯している「謗法」とは何か??
これを真剣に考えなければならないと思います。
そのためには、自分達の現状をしっかりみるためのが必要になってきます。
その鏡こそが『法華経』の教えです。
この『法華経』という明鏡に、私たちの振るまいや社会の在り様を照らし合わせながら、未来の世代にバトンタッチできる世の中を作っていくことが、今を生きる私たちの仕事であるべきだと思います。

日蓮聖人の「立正安国」の願いをこの世の中に顕現するべく、布教活動に精進していこう!と思った一日となりました。

最後に私が大切にしている『立正安国論』の一説をご紹介したいと思います。

所詮、天下泰平国土安穏は君臣の楽う所、土民の思う所也。夫れ国は法に依って昌え、法は人に因って貴し。国亡び人滅せば、佛を誰か崇むべき、法を誰か信ずべきや。先ず国家を祈りて、須く佛法を立つべし。

  1. 2013/02/26(火) 11:17:53|
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人は死んだらどこへ行くのか??

「人は死んだらどこへ行くのか?」
この疑問、必ず私たち生きている人間がいつかは直面する疑問だと思います。
人は、生まれた時と死ぬ時のことを自らの目で見ることはできないし、自らその体験を語ることができないものです。
つまりは、未知なるもの。。。
その未知なるものへの恐怖とどう向き合うのか、それこそが私たちが生きている間の課題であると思います。
その「死の恐怖」に向き合うために生まれたのが「宗教」である、こう言えると思います。

先日、と言ってももう去年の話になりますが、コメンテーターとして出演させて頂いたHokke.tv「シャカリキ・ドン!」のテーマが、冒頭の「人は死んだらどこへ行くのか?」というものでした。

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上田上人がわかりやすく、そして例の如く私は、横で頷く専門でこのテーマを語り合っておりますので(笑)是非ご覧下さい☆



また、最新の「シャカリキ・ドン」がコチラ↓



「なぜ先祖供養をするのか?」というテーマ☆
こちらもみんなが疑問に感じていることだと思います。
わかりやすく解説して下さってますので、こちらも、是非ご覧になって下さい☆
  1. 2013/01/18(金) 14:18:38|
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シャカリキ☆ドン!に出演させて頂きました!!

先日、Hokke.tvに出演させて頂きました!!
以前にも出演させて頂いた「上田尚史のシャカリキ☆ドン!」に、ゲストコメンテーターとして登場させて頂きました☆
コメンテーターって(笑)
何だか「自分でええんかなあ~~」と戸惑いながらの収録でした(照)
上田上人、ありがとうございました!!

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今回のテーマは「御会式について」!でした♪
日蓮聖人のご命日に合わせて営む法要である御会式。
しかし、各お寺の現状を伺うと、お盆やお彼岸などのご先祖さまへの仏事ごとにはたくさん人が集まるけど、肝心の御会式にはなかなか人が集まらないそうです。
当山でも、例に漏れず御会式のご参拝は盆・彼岸の施餓鬼法要に比べると半分以下になってしまいます。
これは「日蓮聖人と私たちの関係が理解されていない」という、私たち僧侶の教化不足と、檀信徒の皆様の認識不足の両面の問題があろうかと思います。
今回の放送では、上田上人がそのあたりのことを「ドン!」と分かりやすく解説して下さいます。
ダメなコメンテーターは、横で頷いているだけですが(笑)

見どころ満載の「上田尚史のシャカリキ☆ドン!」 、是非ご覧下さい♪
youtubeなどでアーカイブ放送されています☆
詳しくは、コチラ

  1. 2012/12/16(日) 17:33:06|
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社教会の勉強会に参加してきました☆

先日11月28日、京都一部社会教化事業協会(通称:社教会)が主催する勉強会に参加してきました。

この日の講演は、宮城県法運寺ご住職・梅森寛誠上人を講師にお迎えした
「日蓮宗徒として福島原発事故をどう受け止めるか」
というものでした。

梅森上人は、スリーマイル島の原発事故があって以来、一貫して原発の危険性を訴え続けてこられた方で、今回の福島第一原発事故に対しても、また、現在の原子力行政というものに対しても、厳しい視線を注がれ、原発廃止に向けた様々な活動を展開されています。

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今回のお話は、「日蓮宗徒として」、つまり、日蓮聖人の教えを受け継ぐものとして、この事故を、さらにはこれからの原子力行政というものをどのように捉えていかなければならないのか、ということについてご教授下さいました。
原発導入の歴史から、被爆の危険性、また原子力の問題点を法華経やご遺文から読み解く、といったお話をたくさんの資料からお話下さいました。

折しも現在、12月16日の総選挙に向けて、各政党が選挙活動に勤しんでいます。
原発問題が主な争点の一つとなり、雨後の竹の子の如く、新規政党が乱立する混乱状況があります。
さすがに原発推進を謳う政党はないようですが、原発即時停止・即ゼロを謳う政党もほぼ皆無。
実は私自身も、原発即ゼロというのは、現実的には考えにくいことだということはわかります。
ただ、だからといって自民党のような、「実現できる約束こそが公約だ」と居直るのもナンセンスに思えます。
「実現できるかどうか?」ということが期待される要素となってしまった現状を作りだした民主党政権というものは、それだけでも罪が深い、と私は考えます。
私たちは、かような政治上の言葉のマジックに決して惑わされず、目を見開いて今後の日本の在り方を考えていかなければならないのだと思います。
選挙まであと約2週間。
自分なりの答えを導いて総選挙に向き合いたいと思います。

最後に、梅森上人も引用されていた日蓮聖人のご遺文をご紹介したいと思います。

悪よりも善根にて多く悪道に堕すべき時刻也。悪は愚癡(ぐち)の人も悪としればしたがわぬ辺もあり。火を水を以て消すが如し。善は但、善と思うほどに、小善に付きて大悪の起こる事をしらず。
『南條兵衞七郎殿御書』


小善を求めてしまったが故に、現在進行形で国土が汚染されるという大悪が起こったことを、私たちは深く受け止めるべきなのかもしれません。
小善とは何か?大善とは何か?大悪とは何か?


  1. 2012/11/30(金) 21:47:03|
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